ブレてる間は勝てない。失錯行為とは

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リーグ・オブ・レジェンドはプレイヤーの数だけ勝つ方法が存在するゲームです。

判断力を問われるLOLは、手元にある判断材料で適切で素早い判断を要します。

LOLは結果を見て、その判断が正解だったか不正解だったかがわかります。事前に正解を知る術は無く、だからこそ判断の精度が重要となります。

試合中の判断は直観を頼りに動くことが多いでしょう。

判断力を養うには、試合の後に良かった判断と悪かった判断を参考に振り返りを行い、自分なりに分析して改善に繋げていくのが効果的です。

心理学における直観とは、経験・価値観・感情などを総合的に、脳が無意識に判断し出した答えを言います。
直観はもっと信じてよい!心理学における意思決定について

判断力の要となる直観は、あなたのプレイスタイルによるところも大きいと思われます。

例えば、あなたがジャングラーでファームに比重を置く場合は、ファームを優先するジャングラーとしても勝ち方を構築していくでしょう。

反して、ガンクにガンクを重ねるジャングラーであれば、ガンクをして勝ちに繋げるジャングラーとして上達していくと思われます。

上記のように、LOLでは同じレーンであっても違う種類の勝ち方が存在します。勝率が上がり、レートが上がるにつれて特定の勝ち方に特化していくプレイヤーになる傾向があります。

使用するチャンピオンもあなたの勝ち方に合うチャンピオンが多くなるでしょうし、ビルドもそれに合わせて変化していくでしょう。

特定の勝ち方に特化していくプレイヤーと書きましたが、ある程度、上手くなると自分の勝ち方をアレンジして様々な勝ち方もできるようになっていきます。

それは、自分の勝ち方の定石が既に確立されていて、それを元に変化を加えていけばいいからです。

勝てないプレイヤーに共通することは、彼らは自分の定石を持ちません。

これは判断力の精度が極めて悪く、また判断力の向上を意識していないか、実践していないのが理由です。判断の精度が上がらないので、毎回同じ負け方をしますし、同じやらかしを犯しがちです。

また、勝てないプレイヤーは結果に対して総じて「たられば」の言い訳が目立ちます。

私の経験では、「たられば」を言うフレンドのプレイヤーのレートは上がっていません。

試合中、既に起こった事に対して、「あそこでこうしてればさ~。ここの茂みにワードがあったらさ~」というのは生産的ではなく、人によっては「じゃ、てめーがそうしろよ、指示だけ出してないでワード置けよ」となるでしょう。

LOLで大事なので、既に起こってしまった事実に対して、「どのようにすれば回避できたのか?」「どのようにすれば、違う結果になっていたか?」の分析を行い、次回に活かすことです。

生産的な考え方をするには、コツが必要です。心理学ではアドラー心理学という、「原因ではなく、目的を考える」思考があります。

例えば、日常的に暴力を振るう人がいたとして、

  • 「なぜ」暴力を振るうのかではなく、
  • 「何のために」暴力を振るうのか?

というように考えるのがアドラー心理学です。

なぜ、を考えると単純に答えが「ストレス発散のため」となりがちだからです。それでは生産的ではありません。何のために、を考えることでその人の暴力性は過去の劣等感からきていたり、現在の環境に対する不満からきていることがわかったりします。

この辺りの考え方に興味がある方は、アドラー心理学を学んでみるといいでしょう。

下記の漫画では、アドラー心理学の全てを理解することは難しいですが、入り口としてはお勧めできる一冊です。

さて、勝てないプレイヤーが生産的でない理由は、振り返りを行うことができない傾向があるかと思われます。なぜ、彼らは振り返りを行うことができないでしょうか?それには、失錯行為が関係しています。


失錯行為とは

失錯行為とは、記憶の中にある自分に都合の悪い出来事や経験を、自分の都合の良いように書き換える行為を言います。

心理学者のフロイト・ジグムント博士は精神分析理論に無意識内の願望や本能的衝動が、検閲を得て置き換えられた表現と述べています。

失錯行為への理解は、夢診断等を行う際の、精神分析における無意識への王道でもあります。

LOLに例えると、早い話が勝てないプレイヤーは自分のやらかしを無かったことにしているか、自分は正しいと合理化し、悪かった原因を他の所に作っているということです。

特にLOLは味方を責めやすいゲームです。勝てないプレイヤーは負けた試合は味方のせい、勝った試合は自分の実力だぜ、を地で行く傾向があります。

とんでもない傾向ですが、あなたの周りの勝てないプレイヤーで以下のような人はいませんか?

  • 勝った場合「いやーあそこ見た?俺のウルトまじ決まったっしょ!はー、仕事したわー。あのウルトが試合を決めちゃったかなー」
  • 負けた場合「俺ウルトちゃんと決めたのに、味方誰も続かないし、こんなチームじゃさすがの俺でも厳しいかなー。味方マップ見てないし、こんなチームじゃ勝てませんわー」

もしも少しでも「やべぇ、これ俺のことや」と思った人は、失錯行為が働いている可能性が高いです。

自分に都合の悪いことを、良いように書き換えてますので、失錯行為が凄く働いている人は、本記事そのものの情報の記憶を書き換えている可能性すらあります。

その場合は勿論アウトです。手遅れです。

では、どうすればいいのでしょうか?

手遅れではない人は、試合の振り返りを行うことで自然と勝つプレイヤーへ改善されていくでしょう。

負けた試合の振り返りで、味方のミスを探すのではなく、自分の行動をどのように変えることができれば、勝てていたかに着目しましょう。

上記のような振り返りをすることで、同じ負け方をすることは少なくなります。それがなにより、あなたの勝率を上げる助けになるでしょう。

LOLは味方を変えることはできません。試合中、味方が急に覚醒することもありません。だからこそ、自分の判断力を上げることが、なによりの上達の方法です。地道な作業ではありますが、判断力を養うことを意識するといいでしょう。

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ブレてる間は勝てない。失錯行為とは」への3件のフィードバック

  1. ですねー!私がアドラー心理学を読んでいた時は、否定というよりも、無いものとして扱っている感じを受けました。トラウマとの関係性が無いような感じ?フロイトが原因を考えるのであれば、アドラー心理学は対人という考え方ですかね。

    両者によってブログの例だと、
    >>その人の暴力性は過去の劣等感からきていたり
    というのはフロイト派だと過去にいじめや悪い成績を取り周りと比べられた経験からとなり、アドラー心理学だと暴力を振るう事で他者との有利関係を築きたいから、ですね。

    余談ですが、初コメントでした。ありがとうございます!

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