レーンで勝っている状況というのは、CSの数やキルの多さではなく、その時の資金で判断します。
レーンの定義とは?
よくシルバーの人が「対面ダイヤモンドにレーンで勝ったぜ!」と言っているのを見ますが、レーンで勝つ、とはどういう事でしょうか?
結論を言うと、対面よりも資金を稼いでいるかどうかです。
あなたが10キルもってようが、資金差で負けていれば対面の方がビルドを先行できるので、試合の不利に繋がります。
これらの理由から、CSを取り資金を稼ぎつつ、相手のCSを邪魔するのがレーンです。
レーンが下手な人は、以下の傾向に当てはまりやすいです。
- 「殴り合っても勝てない・・・」CSを取るだけなら殴り合う必要がありません。
- 「プッシュしまくってるのにCSで負けてる」対面がタワー下のCSを取れてるという事です。
- 「相手のジャングラーばっかりガンクに来る!うちのジャングラーが悪いんだ!」餌認定されているだけです。
レーンを有利にするために、下記の事を意識しましょう。
- 効果的なハラスをする
- 自分が強い時間帯、敵が強い時間帯を知る
- 敵のスキルを避ける
- ガンクを避ける
効果的なハラスをする
相手の体力を削り、瀕死の状態に出来ればレーンは圧倒的に有利になります。
しかし、一方的にダメージを受けてはくれません。相手もあなたのハラスに応戦してくる事でしょう、これをトレードと呼びます。
効果的にハラスする方法として、以下のタイミングを意識するといいでしょう。
- 敵がCSを取る時
- 範囲スキルで自分のCSとハラスを同時に行える時
- 複数の敵を、範囲スキルに巻き込める時
- 敵の周りに味方のミニオンが多い時
上記の状況では、相手に二者択一を迫ることができます。相手の行動を制限することにも繋がりますし、今後の有利な展開へ組み立てを行う際にも使えるでしょう。
自分が強い時間帯、敵が強い時間帯を知る
チャンピオンのスキルの選択や、ビルドの相性によってチャンピオンの強い時間というのがあります。
例えば、リー・シンがレベル2でQEを持っている場合は驚異的ですし、ウルトを覚えたレベル6も瞬間火力が高いです。
ほとんどの場合、ジェイスのレベル2は対面より強い火力が出るでしょう。しかし、ウルトを持たないジェイスはレベル6がやや弱いです。
上記の場合、あなたがジェイスを使っていればレベル2で仕掛けていきたいのでレベル1から強気にトレードを行えます。しかしレベル6までに対面との差をつけれなかった場合は、引き気味にレーンをする必要が出てくるでしょう。
敵のスキルを避ける
相手のスキルが方向指定、場所指定の場合、そのスキルを避けましょう。
それぞれのスキルにはあなたにあった、効果的な避け方が存在します。例えばブリッツのQを避けるには、後ろに避けるのではなく、相手から直角に動いて避けましょう。オリアナのQであれば、ボールの軌道を予測して避けます。
避けやすいスキルや、タイミングには個人差がありますので、自分なりに避ける事をまずは意識するといいでしょう。
ガンクを避ける
リコールしてレーンに戻る場合、ワードを買っていきましょう。
ほぼ無意識に購入していいです、すぐに指す必要はありません。レーンではまだアイテムスロットが全て埋まりません。一つはワード専用と思っていてもいいでしょう。
ワードの費用は、その時の仕様にもよりますが大体3~4ミニオン分です。費用に対して効果の効率が優れているので、ワードを頼りにしましょう。
私の経験から、ゴールド以下のレートはワードの重要さを知りません。
「ワードは必要」という意識はあるものの、実際の効果は体感しにくいので重要さをわかっていない傾向にあります。
それゆえに、ワードを置く位置も微妙です。位置が微妙なので、いまいち効果的ではありません。
もしあなたがワードは必要と思っていても、試合のレーン中ほぼワードを買っていない場合、ワードの位置を見直すといいでしょう。