リーグ・オブ・レジェンドでは他のオンラインゲームのように、チートが存在します。

スクリプトへは対処の仕様が限られますが、対象指定のCCが効果的です。

スクリプトとは

スクリプトとは、自動で敵のスキルを避けたり、方向指定や範囲指定スキルを当てる、ゲームのチートと考えるといいでしょう。

スクリプトを実際に使っていると、画面が以下のようになります。

lolscript

各スキルの範囲や、タワーの範囲が表示されています。
左上にFreeze:False – Toggle となっていますが、これは恐らくレーンを自動でフリーズする機能でしょう。Falseなのでオフになっていますが、Toggle式なのでON/OFFを切り替えれる機能です。

まず、このような記事を書く必要がある事自体が馬鹿らしいのですが、日本鯖の現状ライオットはほぼ一切スクリプトを取り締まっていません。スクリプターはAI COOPでikitaBotと呼ばれるスクリプトを使ってアカウントを量産し、そのアカウントでランクを回してきます。

必然的に、シルバーの上からプラチナの上にかけて、あなたはスクリプトと3試合に1回は出会う事になるでしょう。

とんでもない確率ですが、事実私が複数のアカウントをダイヤモンドまで上げていた時に見かけたスクリプターは半年ほど放置されています。ダイヤモンドでは有名な、カオスレギオンやHitlerがあなたを出迎えてくれる事でしょう。

どう考えてもライオットの怠慢なのですが、彼らが何もしない以上、自分で対処をするしかありません。
LOLのレポート機能についてを読んでいるとわかりますが、レポートも意味がないので諦めましょう。


対策するには

スクリプトの対策には二通りあります。まずは大まかにスクリプトについて学んでみましょう。
ここではBoLというスクリプトを参考にお話しします。

スクリプトには全てのチャンピオンに対応するベーススクリプトと呼ばれるものと、各チャンピオンに対応するスクリプトを組み合わせて使うようになっています。

ベーススクリプトには、下記のような機能があります。

  1. 設定したスキルの、自動スキル使用
  2. 自動避け
  3. 自動スマイト
  4. 敵のワードの視認
  5. タワーの範囲表示
  6. 敵の取得中のスキルの表示
  7. 敵のクールダウンの表示

などが機能がベーススクリプトです。
基本的に、対応できるのは上記のベーススクリプトの1と2の機能に対してで、各チャンピオンのスクリプトは種類が豊富すぎるので対応はしません。

各チャンピオンのスクリプトには、下記のような機能があります。

  1. フェイトのWの自動カード選択
  2. アッシュのQのスタックが溜まった場合で、チャンピオンを攻撃した時の自動選択
  3. カリスタのEを、相手がEで倒せるだけのスタックがある場合自動的に使用

などがチャンピオン固有のスクリプトです。
しかも、チャンピオン固有のスクリプトは何種類もあるので、それぞれの対応が困難です。
ゆえに、スクリプトに対しては基本的にベーススクリプトへ対応します。

設定したスキルの、自動スキル使用

敵がスキルの範囲内であり、当たる条件を満たしている場合は自動的にそのスキルを使います。
有名なのは、ゼラスのスクリプトでしょうか。
ゼラスは長距離でしかもマナ持ちもよく、防衛スキルも持っているためスクリプト向きのチャンプです。

対策ですが、相手の主力の攻撃に対して防御を高めましょう。

例として、対面がゼラスのスクリプトであれば魔法防御を積みます。

レーンでは、あなたが使っているチャンプによってはほぼ何もできないし、倒され続ける可能性もあるので早めにレーンを終わらせて集団戦へ持っていきましょう。スクリプターの脅威は、レーンで育つことなので早めにレーンを終わらせればその脅威も幾分薄れます。

自動避け

ある程度自動で敵のスキルを避けるスクリプトの機能です。
精度の低いものと、高いものの幅が広いです。
どの種類のスキルを避けるか。避ける際にフラッシュを使用するか。などの設定もあります。

詳しく知りたい人は、この界隈では有名な evadeee で検索してみるといいでしょう。
evadeee は避ける機能だけに特化したスクリプトで、傍から見てもバレにくいように避け方に人間味を加える設定なんかがあったりします。

さて、対策ですが対象指定スキルでCCをかける事です。

そして、その後範囲指定か方向指定のスキルをCC中に重ねましょう。
CCを連携してかける事をCCチェインと言います。くれぐれも、CCを同時にかけるのではなく、連携してかける事でCCがかかっている時間を長くしましょう。

あなたが対象指定のCCを持っているなら、それを最初にスクリプターに使うように心がけましょう。

あなたが範囲指定、方向指定のCCを持っているならば、初手で使わずにCCチェインするように心がけましょう。