シーズン9に企画したリーグ・オブ・レジェンドのコーチングによりプラチナに到達した方が出たら書こうと思っていた記事です。

題名の通り、追加のコーチング希望者の募集をそろそろ開始します。

実際のコーチングはどういう感じなのか知りたいというご要望があったので、そちらに関しても記載しています。

先日募集した生徒(ドッグス)からプラチナに到達したプレイヤーが出ました。

私のコーチングは、ちょっと他と変わっていて長期間のコーチングを行っています。

例えば、よくあるパターンでは一緒にカスタムに入り、レーンで対面同士でCSやハラスのやり方を教えてもらったり、プレイ画面を画面共有で観ながらアドバイスを貰うのがあります。どちらにせよ、そのほとんどが2時間程度の一発限りのコーチングが多いです。

人材育成を本業としている身からすると、上記のコーチングは効果がある人と、効果がない人に大きく分かれます。

例えば、「自分が勝てない原因がわかっていて、それを聞くためにコーチングを頼む」プレイヤーには効果があるでしょう。

しかしながら、自分が勝てない原因がそもそもわかっていないプレイヤーに対しては、まずその原因を洗い出す必要性があります。

人材育成においては、初期のカウンセリングに当たる部分です。

例えば、数学で言えば連立方程式を学ぶ際に、まず方程式を学びますよね。

しかしそもそも、その人が掛け算・割り算を知らなかったら方程式を学ぶ所じゃないですよね。

掛け算・割り算から教えなければなりません。

「俺がね! 勝てない原因はね! 俺はうまいんだけどね! 周りが下手くそっち! どうすれば俺様一人でも勝てるようになるっち?」

コーチングを受けにくる方は、上記のような方も稀にいらっしゃいます。彼の言う発言を真摯に受け取り「そうなんだ~じゃあ神社に祈願でも行けばいいんじゃない?」とアドバイスしてあげても、勝率には関係がないでしょう。

まずは、そのプレイヤーがなぜ勝てないのかを理解する事が重要になります。その際に、効果的なのがカウンセリングです。その後はPDCAサイクルと呼ばれる手法を用いて、ゲーム中の動きの改善を行います。


LOLと受験勉強

私のコーチングは、シーズン中にプラチナ到達を目指すことをコンセプトにしています。

LOLでレートを上げるには、自分のプレイをよくする以外に方法はありません。

例えば、学校のテスト勉強を想像してしましょう。

学校のテストで80点を取った場合、どうすれば残りの20点を取れたかを考えます。

不正解だった問題を復習する事で、成績の上昇に繋がります。

受験勉強と同じですね。受験勉強では初期に模擬試験を行います。

さて、LOLでも同じように学習すれば良いのですが問題点があります。

それは、自分の悪かった箇所と、正解がわからないということです。

ゲーム中、どのプレイが悪かったかがわからなければ改善する箇所がわかりません。

正解がわからなければ、どう改善していけばいいのかが不明です。

そこでプレイヤーは動画を観たり、ブログを漁ったりして様々な答えを追求します。

その過程で頭でっかちなシルゴル名物知識だけはあるプレイヤーが生まれるわけです。

実際のコーチング

こんな感じです。

実際のプレイ画面を観て、悪かった箇所と正解をお伝えします。

コーチングを受ける方は、それを参考に今後改善していくという手法です。

「そんな簡単でいいの!?」と思われるかもしれませんが、簡単です。

そもそも勉強の手法というのは長い歴史をかけてそれなりに合理化されています。

重要なのは、努力する方向性を明確にし、それに対して全力を注ぐ事です。

勉強を行う場合、まずその方向性が間違っている場合が多々あります。

前提が間違っていれば、思うような結果が得れないのは理科の実験にもありますね。

勝てないプレイヤーや単発のコーチングを通じてもレートが上がらないプレイヤーは、そもそも勝率に結びつかない事をしているから上がらないということです。

長期間のコーチングを通じて、プラチナに到達したプレイヤーはこれまでに4人となりました。

私の本業が時期によってはかなり忙しくなるので、コーチング対象者の定員を少なめに設定しています。今回の企画の募集を始めて以来、既に10人以上の方へお断りをしています。

中には有料でもいいから受けてみたいという方もいらっしゃいましたので、そういったプランも準備するかもしれません。

もちろん無料で行う枠も継続してあります。

追加募集はツイッターか当ブログにて行います。

枠はすぐに埋まるかと思われますので、興味のある方は募集があれば早めにお声がけ下さい。