ランクで連敗している時は、落ち込みます。
トロールが多かったんだ、味方が悪かったんだ、俺は悪くない。連敗が続くと、そのような言い訳をついつい始めてしまいがちですし、連敗ムードのまま試合に臨んでもパフォーマンスは普段より低下しています。
連敗中はもやもやした気持ちがあったりしますね。そのもやもやとはなんでしょうか?
特に勝負事の世界において感情のコントロールはとても重要視されている要素です。
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本記事では、感情のコントロールの一つとして、連敗ムードを断ち切るカタルシス効果を見てみましょう。
カタルシスとは?
カタルシスは語源であるギリシャ語で、排泄や浄化を意味します。心理学では、精神の浄化という意味で扱われています。カタルシス効果とは、心の中のもやもやした感情や、わだかまりが、ある事をきっかけに解消され、解放感と共に浄化されることです。
例えば、本を読んで感動し大泣きした後の解放感や、人と会話しているうちに抑圧されていた感情が呼び覚まされ、愚痴を溢した後の解放感などです。
自分が知らないうちに溜め込んでいた感情を吐き出し、解放感を得る事や、抑圧されていたものから解放されることを、心理学ではカタルシスを感じる、と言います。
カタルシスはフロイトによっても研究されていた分野です。フロイトはヒステリー治療の一環として、クライアントに抑圧された感情を語らせ、感情を解き放つことによりヒステリー状態が改善されると仮説していました。
カタルシスを得る方法
ランクで連敗を重ねて得た連敗ムードを抜け出すには、LOLを遊ぶ以外の行動を取るといいでしょう。
例えば、その日のランクは諦めて映画を見る、小説を読む、などです。
その日の内にランクを再び遊びたい場合は、近くを散歩する、コンビニへ散歩へ行く、など体を動かす行為がお勧めです。また、LOLのフレンドに愚痴を聞いてもらうのもカタルシスを得られるきっかけになります。スカイプをしながらノーマルを回しつつ、愚痴を聞いてもらう、などで解消されることが考えられるでしょう。
しかし、愚痴を聞いてもらう際に相手が説教をするタイプ、人の話を聞きなれていない場合は逆効果になる場合があります。例えば、「味方が弱くてさ~」と愚痴をこぼして、「それは甘えなんじゃないの?スコア見たけどフィードしているの味方じゃないよ?」と言い返される場合、(とっても正論なのですが)あなたはカタルシスを得られないでしょう。
愚痴をこぼす際には、聞く方もエネルギーを使いますし、聞く姿勢にもよりますので先に「愚痴として聞いてほしいんだけどさ・・・」と一言あれば、相手は「あ~愚痴か、誰かに聞いてもらいたいのね」と思い、愚痴を聞く姿勢を作ってくれることが多いでしょう。「味方が弱くてさ~」に対して、「あ~そういう時あるよね」と共感してくれる相手からはカタルシスを得られることが多い傾向にあります。
カタルシスを得られた後は、解放感もあり、連敗中よりも気持ちに余裕をもって試合に挑めると思われます。
あなたのもやもやが解消されれば、試合により余裕をもってプレイできるでしょう。