本日は人の表情に関するお話です。
みなさんはリーグ・オブ・レジェンドを遊ぶ時に、どのような表情をしていますか?
「そりゃ勿論・・・!相手に勝つために常に激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですよ!」
倒されたり、バロンバフを相手に横取りされたりすると感情的になる方もいるかもしれませんね。
基本的にレーン中や、ファーム中は、
(・_・)「カチカチカチカチ」
上記のように無表情かもしれません。
(・_・)「激おこぷんぷん丸・・・っと」
さて、ところで表情とはどのようにして変化するものでしょうか。
例えば、悲しいから、泣く。
シンプルですね。
泣くという行為は気持ちを外部へ出す行為でもあります。泣くという行為は抑圧していた感情を開放すると意味もあるので、泣いた後はスッキリしますが、泣いている最中は深い悲しみに包まれます。
上記の場合は、悲しみを受けて、感情が変化し、泣くことで、身体的な変化が起きました。
さて、この感情と表情の関係性に着目した心理学者がいました。
その心理学者は、アメリカ合衆国の心理学者ウィリアム・ジェームズ。彼曰く、「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」と述べています。
つまり、泣くことで身体的な変化が起き、それに伴い悲しくなるという考え方です。これを表情フィードバック仮説と呼びます。
表情フィードバック仮説とは
私達は笑えば楽しくなりますし、泣くと悲しくなります。
笑顔になれば、それが周囲も笑顔になりますし、幸せな気分にさせる効果もあります。
例え辛い事があったとしても、笑顔でいる事で乗り越えることができます。
上記のように、笑うという行為そのものが楽しいという感情を引き起こすという本来考えられていたことの逆説を説いたものが表情フィードバック仮説です。
諺にも、「笑う門には福来る」という有名なものがあります。
笑顔でいれば幸運が訪れる、というシンプルなものですね。
「え~、そうかなあ~。ま~それっぽいけど~」
ではここで例えを出してみましょう。皆さんは、うつ病な方と聞いてどのような表情をしている人を想像しますか?
無表情だったり、陰気臭かったり、ネガティブなイメージが強くありませんか?
うつ病の人と聞いて、快活な笑顔の人を想像したりはしないでしょう。
応用する
さて、本日は表情フィードバック仮説をLOLで使えないだろうかというお話です。
これまでの話の流れから結論を先に述べると、LOLを遊ぶ際には無表情に近い表情か、あるいは笑顔で遊ぶ事をお勧めします。
逆に、一番よろしくないのが罵詈雑言を浴びせながら遊ぶ行為です。
無表情に近ければ、冷静に状況を分析しようとしますし、笑顔で遊ぶ事で周囲のプレイヤーと協力的に動ける可能性があります。
余談ですが、「そうは言っても笑顔作るの苦手なんだよね」という方には、仕事も人間関係も上手くいく 笑顔力を一読してみるといいかもしれません。笑顔を作りたい理由が人間関係や社会性の構築であれば、その後コミュニケーションの上達を心がけるといいでしょう。